姫路顕栄教会
2010 年3月の聖句PDFファイル
「私はあなたと共にいる
マタイ福音書:28章20節

「牧師さんにも転勤があるんですか?」

「はい、あります。ただし、僕の希望ではなくて、神さまの御心です」

今 春をもって、藤井チャプレン(とその家族)は、神戸聖ヨハネ教会に転任することになりました。今度の教会は、附属幼稚園がありませんので、ミカエル幼稚園 と同じキリスト教・聖公会の学校である神戸松蔭女子学院大学のチャプレンも兼任いたします。(神さまのお話をする相手が幼稚園児から、大学生へと変わるだ けのことです)。従いまして僕は今春、年長さんと一緒に、幼稚園を「卒園」いたします。

 2001年の春、当時の古本主教さま (聖公会という教会の指導者)の「姫路顕栄教会牧師に任命します。同時に教会附属の聖ミカエル広畑幼稚園チャプレンも兼任するように」という一声で、前任 地の松山聖アンデレ教会から、この姫路に赴任して来ました。引越しの翌々日が、長女まりあの小学校の入学式だった事を憶えています。その長女も今年は高校 受験生、9年という時間は確実に流れていたのです。

 もしも、あの時、「え〜っ。姫路の教会は、私が独身時代に副牧師として過 ごしていた教会でして、信徒の方々には正体がバレているので(笑)、牧師としては、照れくさいというか、やりにくいです。別の任地に考え直しては下さいま せんか、主教さま」。と、でも言っていれば、このミカエル幼稚園での9年は無かったかもしれません。しかし、神さまのお導きをいつも信じていれば、実は、 そんな余計な心配などする必要はなかったんですね。今、しみじみと思うことは、あの時「はい」と返事をして本当によかった、ということです。教会や幼稚園 や学校を通じて、沢山の人々との出会いが与えられましたが、その中でもミカエル幼稚園の子供たちとの出会いは「はっきり言っておく。心を入れ替えて子供の ようにならなければ、決して天の国に入ることはできない。自分を低くして、この子供のようになる人が、天の国でいちばん偉いのだ」(マタイによる福音書 18章3節)」というイエスさまの「み言葉」の真実を教えられるものでした。ミカエルの子供たち、ありがとう。

 今回も中村主教さま(現職)の声を通して示された神さまの御心のままに新しい任地へ向かいます。幸せな人生とは、神さまがいつも一緒にいて下さる人生なのです。それでは,卒園生のみなさん、元気で行ってらっしゃい。僕も行ってきまーす。


(チャプレン  日本聖公会 司祭 藤井 尚人) 
                                              
Copyright(C)2009 藤井  尚人 


戻る         ホーム