姫路顕栄教会
2008 年11月の聖句PDFファイル
どんなことにも感謝しなさい
Tテサ5章18節

  新大陸・アメリカを開拓した人々は、秋の収穫の季節になると、それぞれ村の教会に集まり、感謝の礼拝を捧げ、原住民であるインディアンの友人を家庭に招い て、感謝の食事をしました。1864年、リンカーン大統領は11月の第4木曜日を収穫感謝祭(サンクス・ギィヴィング・デイ)の祝日と定め、今日ではこの 収穫感謝祭の日、教会の祭壇には、野菜や果物が奉納され、人々は「神様、自然の豊かな恵みをありがとうございます」という祈りを捧げるのです。ミカエル幼 稚園でも、この教会の暦に習い、子どもたちがそれぞれ持ち寄って来た野菜や果物で祭壇を造り「神さま、秋の収穫をありがとうございます」というお祈りを捧 げる「収穫感謝礼拝」のひとときを持ちます。

 「感謝」わたしたちにとってこのことは最も大切なことです。よく、テレビの人生相談で「ウ チの主人はありがとうの一言も言わない」という嘆き(ボヤキ!)を耳にします。たしかに、感謝の心の無い人と、一緒に暮らすことほど、辛く、虚しいことは ありません。が、これを神さまの立場に置き換えますと「わたしは人間にこんなに多くの恵みを与えているのに、ありがとうの一言もない」ということにならな いでしょうか。「あれも足りない。これも足りない」と、文句ばかりの毎日では、その言葉を聞いて、一番、がっかりしておられるのは、すべての生命の与え主 である、神さま御自身であることを、忘れないでいたいものです。

 みなさんだって、「ありがとう」と言われると嬉しいでしょ?。神さま だって同じことです。その神さまの喜びは世界を包みます。隣りの人に「ありがとう」と感謝の気持ちを伝える時、その言葉がどれほどその人を幸せにすること でしょうか。「どんなことにも感謝しなさい」というのが今月の聖句です。いつも素直に「ありがとう」が言える人は、神さまに愛されている「幸いな人」で す。

キリストの平和
                  
(チャプレン 日本聖公会 司祭 藤井 尚人) 
                                              
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