姫路顕栄教会
2007年6月の聖句PDFファイル
「あなたの父母をうやまいなさい出エジプト記 20:12



「父親たち、子供を怒らせてはなりません。主がしつけ諭されるように
育てなさい」(エフェソの信徒への手紙 6章4節)

6月17日は父の日です。僕はまだ観ていないのですが、映画「東京タワー
 オカンとボクと、時々オトン」というなんとも的を得たタイトルから、母と子の
固いキズナの前に家庭の中では、なんだか居場所のないさびしいオトンと
いうストーリは容易に想像がつきます。
「ウチの主人は、ありがとうのひと言も言わない(感謝してます、って!)。
何を考えているのかわからない(いろんなことを考えています、って!)」。
井戸端会議の標的はそんなお父さんが最適のようで、まあ、それはそれで、
健全な(笑)ことなのですが・・・。

以下は、僕の子育て指南書である「浮浪雲(ジョージ秋山)」のお話です。
主人公・浮浪雲は、子ども同士の喧嘩に出かけてゆく息子・新之助の身の
上が心配のあまり「父親として何とかして下さいな!」と文句を言う妻の
カメさんに向かってこう言います。「まっ、無事を祈ってるよりしかたねぇ
じゃねーですか。あちきは、あの人を養っているんじゃなくて、育てて
いるんです」。この雲さんの言葉と同じく、聖書の信仰も、わたしたちの命
を「養う」のは、天のお父さま(神さま)のお仕事でありまして、わたしたち親
の仕事は子どもを「育てる」こと。「オレが子どもを養わなければならない」
と毎日頑張っておられるお父さん、―実は僕もその一人ですがー、なんだか、
肩の荷が軽くなりませんか?

 その新之助はある時、浮浪雲に向かってこうたずねます。「お父さん、僕に
何か望むことはない?」。浮浪雲はこう答えます。「健康に生きてほしいって
ことです。ほかにはありません」。健康に生きて欲しい、親ならば誰でも願う
ことです。しかし、その後の「ほかにはありません」この一言は、なかなか
言えませんね。母親はとかく、子どもにいろんな期待を要求してしまいます。
しかし、この「ほかにはありません」のひと言こそ、子どもを育て、そして、救う
ことのできる父親の愛のひと言です。

子どもは(父)親の後ろ姿を見て育つと言う言葉は本当です。大切なことは
自分のお父さんが、世のため、人のため、どのように役立つているのか、
これが子どもに尊敬されるお父さんのポイントです。お母さん、そんなお父さんを
子どもの前で褒めてあげて下さい。
それが、子どもが父親を尊敬するための一番の方法です。今月の聖句
「あなたの父母を敬いなさい」(出エジプト記20章12節)。
これが「神さま流子育て」の極意です。

キリストの平和
Copyright(C)2007 藤井 尚人 


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