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| 2007年1月の聖句 | PDFファイル | |||
| 「あなたがたを、やすませてあげよう」 | マタイ福音書11:28 | |||
| お正月に届いた年賀状には「今年もがんばれ!」とか「今年こそがんばりますぅ」と いう添え書きが書かれていませんか。ふだん私たちはあまり深く考えることなく、この 「がんばる」という言葉を使っているのですが「がんばる」は、宗教的な立場から見ま すとあまりいい言葉とは言えません、むしろ悪い言葉です。最近、学校カウンセリング の場などで「子どもたちに、がんばれ、という言葉をかける時には慎重に!」という指 導がなされるようになってきました。子どもの頃から、あまりがんばらなかった(とい うよりも、がんばろうという気持ちが限りなく乏しかった)私ですので、「ホント、いい 時代になって来た。こころの時代とはこういうことをいうのだ」(笑)こんな感じです。 「がんばる」という言葉を「広辞苑」で調べてみますと、先ず【「頑張る」は当て字。 「我を張る」の転】とあります。そして「頑張る」の意味@は「他人の意見を押しのけ て強く自分の意見を押し通すこと。我を張る」。次に意味Aとして「どこまでも努力 して忍耐する」。用例として「子供が大学を出るまで頑張る」。Aはともかくとして、@ は明らかにわたしたちのまわりにいる、いわゆる「困ったちゃん!」ですよね。 「がんばる」の意味Bは「ある場所を占めて動かない」。用例として「誰も入れない ように入り口でがんばる」。これも明らかに悪い意味ですね。しかし、子どもたちを待 ち受けている日本の社会は、この「頑張れ社会」、その最初の「頑張れ社会」が小学校 です。そしてこの「頑張れ社会」が「いじめ問題」を生み出しているんだということを わたしたち大人(親)は知っておかねばならない、と僕は(強く)思っています。 では、いったい、どうすればいいのか。少なくとも子どもたちには「がんばれ」とい う命令の言葉より「よくがんばってるね」という共感の言葉をかけてやりたいですね。 みなさんだって、そうでしよ。朝から晩まで、家事や育児に追われ、くたくたになって いる時、帰宅した夫から「今日は何をしてたんだ。もっとがんばれ」と言われるのと 「ありがとう、いつもがんばっているね」と言われるのと、どちらが嬉しいですか。 イエスさまは言われました。「疲れた者、重荷を負う者は、わたしのもとにきなさい。 あなたがたを、休ませてあげよう」。この今月の聖句は、つまりこういうことです。「あ なたは、よくがんばっているね。わたしにはわかっているよ。だから、もうそんなにが んばらなくてもいい。わたしが、あなたを休ませてあげるから」。 キリストの平和 | ||
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